Vol014.日ノ出町「イタリアーノ」

「横浜橋通商店街」をブラブラと歩いて日ノ出町方面へ。昭和風情漂うここは、戦前から続く歴史ある商店街。生活用品や食料品など、100店舗以上が軒を連ねており、とても賑やかで活気があって良い感じ。歩くだけでなんだかワクワクしちゃいます。右へ左へとアテもなく歩いていると、紅白の派手なストライプのファサードに「イタリアーノ」との真っ赤な看板。

白の派手なストライプのファサードに「イタリアーノ」との真っ赤な看板

「えっ? イタリアーノって、あのイタリアーノ?」と言うのも、横浜在住の後輩に「イタリアーノって行ったことありますか? 子供の頃から通っていて、めちゃ良いお店ですよ!」と、ススメられていた一軒。年季の入った木製の扉に、がっちりとしたスチールのサンプルケース。レンガタイル張りの建物等々、良い雰囲気です。せっかくなのでランチを頂くことにしました。日替りランチは、ポークカツと魚のフライで550円(来店時)。お値段的なお得感はありますがはたしてどんな料理やら。

厨房を囲むカウンターは5席で、テーブル3卓と、とてもこじんまりとした店内です。座った途端にスタッフのお姉さんが「ランチで良いですか?」ということで、「ええ、ランチで! それとビールありますか?」と、ビールもお願いしちゃいます。

ビールで喉を潤していると「はーい! お待ちどうさまです」と供されたランチは、白いお皿いっぱいに盛られた、とてもボリューミーな一品。デミグラス系のソースが掛けられ、シッカリとした大きさのポークカツ。その下に隠れた魚のフライと、たっぷり添えられた千切りキャベツの横には、カレースパまで。見るからにおいしそうなランチに、喉がゴクっと音をたてます。メインのポークカツは、ナイフを入れるとサクッ、サクッと音をたて、良い揚がり具合の一品。掛けられたソースも思った程、味が濃くなく相性抜群で、魚フライも申し分ありません。千切りキャベツはみずみずしくシャキッとしてこれまた好印象。そしてなにより嬉しかったのは、カレースパのおいしさです。これだけでビールの良いアテとなること間違いなしで、思わず顔がニンマリです。この内容で550円はありがたい限り。後輩オススメの理由が良く分かりました。次回機会があれば、単品料理を愉しみたいと思います。ご馳走さまでした。

今宵のお店

イタリアーノ

神奈川県横浜市中区福富町仲通3-4

【ハムカツ図鑑FileNo.14】

横浜、天王町のやきとり酒場。ハムカツは厚切りながらお値段嬉しい250円(^^)揚げあがり良く衣薄めのカリッと系で旨し!名物のから揚げも良いね(^^)ハムカツLove❤️

「やきとりの拓」

▪︎ 形状: 正方形を揚げ後、斜め切り
▪︎ 厚さ(推定): 12.0㎜
▪︎ 衣: 細 
▪︎ 価格: 250円 

ハムカツ堂 店主 profile

ハムカツ家の長男ハムカツ太郎。昭和の匂い愛好家であり、BUKATSUDO「みなとみらい昭和文化研究部」部長。2017/5/7「ワケありレッドゾーン」2018/7/17「マツコの知らない世界」に出演。とにかく『ハムカツLove❤️』なオトコでございます!

元祖!ハムカツドウはこちら
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ハムカツ太郎のハムカツドウ