
東京メトロ銀座線浅草駅徒歩1~2分。魚と貝の美味しい下町酒場「志婦や」。おいしい魚をアテに一杯傾けようと、今宵は久し振りに浅草へとお邪魔です!

目指すは浅草観音通りの下町酒場「志婦や」さん。木製の引戸にキリッとした藍色の暖簾。その上に掛かる昔ながらの屋根瓦と、右手の小窓から覗く厨房の様子。ホッと落着いて、温かさの伝わって来るその雰囲気は、昭和風情漂うまさに下町酒場で、期待に胸が高鳴ります。

ガラガラと引戸を引いて店内へ。指を2本立て「ふたりですが・・」と合図をすれば、「ご相席でよろしければ。」とご主人。もちろん断る理由は御座いません。


「こちらで!」と、小上がりのテーブルへと案内されました。店内は厨房前にカウンター11~2席と、小上がりに5卓という程よい広さ。カウンター上にスラリと掛かる短冊メニューの数々は、魚介類中心の品揃え。値段が明記されていないのが少し不安ではありますが、皆さんとても愉しそうにお酒を呑まれている光景を見ると、恐らく安心価格なのでしょう。テーブル上には小さなドリンクメニュー。かろうじてこちらには価格が明記、大瓶650円(来店時)と、私のいつもの感じからは、一段階お値段が上がりますが(苦笑)

しかしながら、拝見する限りでは安心価格。まずは瓶ビールをオーダー。供されたそれは麒麟ラガーでありました。アサヒビールのお膝元ながら麒麟ラガーとは嬉しい限り。なにはともあれ、早速「かんぱーい!」。



お通しのひじき煮を突きながら、アテには「小肌、赤貝、かきわさ」をオーダー。小鉢に綺麗に盛られた小肌は、良い塩梅の〆具合。とても美味しい一品です。こちらはどうも本ワサビを使っている様で、とても良い香りとツーンとするあの本ワサビ特有の辛さがうれしい限り。赤貝は歯ごたえコリっと、その後に旨味がジワッと広がるおいしい赤貝で、ひもも付いてこれまた堪りません。かきわさは、生牡蠣をワサビ醤油で頂くというあまり見慣れない逸品。ごく普通の刺身のように供された生牡蠣が4個、口の中にジュワっと広がる生牡蠣の旨味に、ワサビがピリッときてこりゃ堪らん。思わず菊正宗(2合徳利)をぬる燗を追加です。何だかとても良い雰囲気に、ほろ酔い加減で心地よい時間がゆっくりと流れます。


さらに「ぬか漬け、焼きがき」を追加。綺麗に盛り付けられたぬか漬けは、適度な漬かり具合で日本酒の良い箸休め。焼いてプクッと、ほっぺを膨らませたような愛らしい焼きがきは、レモンをちょっいと絞って頂けば、一気にうま味が口いっぱいに広がって幸せいっぱい、もう言葉が御座いません!

結局、菊正宗をさらに3合追加して、思う存分に料理とお酒と良き酒場の雰囲気を堪能。〆てお会計7000円ちょっとは、やはり安心価格でした。また1軒、良い酒場との出会いとなりました。ご馳走さまでした。
志婦や (しぶや)東京都台東区浅草1-1-6
【ハムカツ図鑑FileNo.08】

パンの名店、浅草ペリカンのカフェ業態。ハムカツサンドが人気だそう。うま味ある浅草ハムのハムカツにはソースがたっぷり! 千切りキャベツが味を和らげ良い仕事。なんと言っても炭火焼きのペリカントーストがGoodJob‼️ハムカツLove❤️
お店「ペリカンカフェ」
形状: 正方形を揚げ後、4等分
厚さ(推定): 9.0㎜
衣: 細
価格: 650円 サンドイッチ価格
ハムカツ堂 店主 profile

ハムカツ家の長男ハムカツ太郎。昭和の匂い愛好家であり、BUKATSUDO「みなとみらい昭和文化研究部」部長。2017/5/7「ワケありレッドゾーン」2018/7/17「マツコの知らない世界」に出演。とにかく『ハムカツLove❤️』なオトコでございます!
元祖!ハムカツドウはこちら
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ハムカツ太郎のハムカツドウ