『マコトのコゴト』其の一

東京でのサラリーマン生活を捨てて、放浪人生を歩み始めた。行き着いた先は、瀬戸内海を有する笠岡という小さな田舎町。駅前で店を営む五十路手前の居酒屋オヤジの愚痴や小言を綴ります。

「 日本の外食は安すぎる」ってどうなのよ?

確かにこのあいだテレビで見たんだけどさ、ニューヨークの「一風堂」のラーメンが一杯2000円以上するんだってね。ハワイなんかでも屋台で売っているフォーが一杯1500円なんだとか。でもさ、東南アジアなんかで朝飯を屋台で済ますとだいたい2~300円だよね。そんなもんで、日本の外食が安いとは、一概には言えないんじゃないの?

笠岡には大して自慢するものなんてありゃしないけど
魚だけは売るほどあるよ

ちなみにオイラんトコの昼定食は600円から800円。 前は500円均一でやってたんだけど、内容を充実させて、今の価格にしたら確かに客数は減ったよね。たかが100円、されど100円。選ぶ側からしたらこの100円の差っていうのが大きいのかもね(笑)ちなみに、いつも来てくれる人は だいたい800円の方を選ぶけどね。

日替わり定食
つーて、全品日替わり定食みたいなもんです

デービッドアトキンソンとかいう有名なアナリストとかいう人が、日本経済の今後についてあれこれ言ってくれてるみたいなんだけどさ。居酒屋のおっさんでもたまにはそういうのも読むこともあるんだよね。

なんでも、日本政府が掲げてる2020年の観光収入目標が8兆円なんだとか。 でもこの人の言うことにはその目標を達成するのは難しいってことらしいんだよね。

色々と長々書いてあるから要約しちまうと、つまり日本人は儲けるのが下手ということになるらしいんだよね。モノの価値を訴求出来てないからなんじゃないか?ってこの人は言うわけなんだけど…

そんな簡単なモンじゃねーっつーの。やってみなよって言ってやりたいね(笑)

つまりは、ガワは整えられても中身が伴ってないことが多いから、結果的に観光客があんまお金を落としてくれないんじゃないかな… ってことになるらしいんだわ。まぁ図星だよね。

あと、 ビジネスモデルが云々…とかも長々と書いてるけど、これも要約して言っちまうと、発信した情報に見合っただけのものを提供できてないっつーことになるかな。 これを俺らの商売に当てはめて考えると「 メニューばっか立派で出てきた料理が大したことねぇ」っつーことになるのかね?まぁ、 そんなことになりゃ、多分そのお客さんまた来たいって思ってくんないよね。それと同じことなんかね。

つまり言いたいことは何なのかってーと、それぞれにやんなきゃなんねーことを見えてくるんじゃないかなって?思うんだよね。 残るのはホンモノだけだってことなんじゃないかな。

そりゃ、誰だって目先のハンジョウは欲しいさ。 けど人間なんてそこまで小賢しく立ち回れるもんじゃねーんじゃないかな?って最近になって思うようになったんだよね。そのつもりでもどうせボロ出るしさ。 飲食って良くも悪くもダイレクトマーケティングじゃん? いやでもそのうちわかると思うよ。そして誰も教えちゃくれないけどね。昔からよく云うよね。「 お天道様は見てる」ってね。

ということで、ことあるたびに
今後もこの場を借りて愚痴や小言など

マコト拝

Profile ねぶと屋店主 佐藤マコト

岡山県笠岡市にて魚居酒屋「ねぶと屋」を2010年より運営。2000年代にはテンポスバスターズに在籍しテキトーな営業スタイルで周囲より悪評を買う。広島でチェーン立ち上げに関わったり岡山の魚市場でブローカーみたいなことしたり。色んなとこ覗いて言うことだけはいっちょ前になった居酒屋オヤジ