『マコトのコゴト』其の十六

東京でのサラリーマン生活を捨てて、放浪人生を歩み始めた。行き着いた先は、瀬戸内海を有する笠岡という小さな田舎町。駅前で店を営む五十路手前の居酒屋オヤジの愚痴や小言を綴ります。

コロナ騒ぎは神の思し召し!?

昨今のコロナ騒ぎは神の思し召しなのではないかと思えるようになってきた。 インバウンド、多数の意味のないイベントによる無理な需要喚起、チェーン展開の大型飲食店などが軒並み苦しむ中、これらは神様より不要だと言われてるのではないかと。そんな風にも思えてきた。
そう、これはノアの箱舟に乗れた者だけが後の繁栄の日の目を見れるのではないか。歓送迎会や新歓コンパなんかはもう、時代じゃないんじゃないか?
元々でかい店なんて「人が集まる為」のものだし、しばらくは「人が集まる」に対して恐怖心も拭えないだろうから、つまりそうした需要は今後見込めないかもしれないとのことでご退場頂くってことで。 色んなこと原点回帰せよ!ってことなのかも知れないなぁ…。
あとは既得権打破ね。旧来の概念も多くの人に捨ててもらうチャンスかも。何が何でも出社せよとか、面談しなきゃ書類がもらえないとか…。そんなの要らないように世の中変えていけよっていうことも神様は仰っているのかもしれないね。

そして我々みたいな小さな店をほそぼそと営むものに対しては、傷ついた心のケアという旧来から未来に続くミッションが与えられていることを忘れないようにしてね。

Profile ねぶと屋店主 佐藤マコト

岡山県笠岡市にて魚居酒屋「ねぶと屋」を2010年より運営。2000年代にはテンポスバスターズに在籍しテキトーな営業スタイルで周囲より悪評を買う。広島でチェーン立ち上げに関わったり岡山の魚市場でブローカーみたいなことしたり。色んなとこ覗いて言うことだけはいっちょ前になった居酒屋オヤジ