
僕は職務上、たくさんの素敵な海外の食べ物にも出会います。そういった機会が多い僕は「本当に幸せだなぁ」と感謝しています。そんな日々を送っているだけに、休日になると、ふと、日本人として原点に返りたいという衝動が起こるものでして。そこで今回の「休日食散歩」のテーマはずばり「お米」です!
〜日本人のソウルフード〜

お米といえば真っ先に思い浮かぶ料理が、誇りあるジャパニーズソウルフード「おむすび」です。僕がもし1万回生まれ変わっても10000%届かない究極のDNAレベルの料理(なんのこっちゃ?)といっても過言ではありません。ということで、今回の「マサキの休日食散歩」は、吉祥寺にある「金井米穀店」さんへ行ってまいりました!


お米の香りで漂い癒されます
古民家リノベーションを思わせる、流行りに乗っている裏吉祥寺にぽつ~んと、いや! ドド~んとした佇まい! 早速「おむすび」求め店内に。う~ん、どれも美味しそう! 店内はお米の香りが漂い癒されます。お米の産地が月毎に代わるこちらの「おむすび」、6月は「富山県入善町 減農薬・減化学栽培 コシヒカリ 7分づき」と、この説明だけでも期待大!早めに行かないと売り切れてしまうようですが、朝一から張り切ってやってきた今日は、たくさんの種類があってラッキーです。古き良き時代を感じる温もりのあるショーケース。逆に今はこれが斬新なのでしょうか。それぞれ個性あふれる7種の具。具材も天然ものとかなりの「コダワリ」です。家族にもたくさん食べさせたくて全種類をGETです。


7種類全部GET!
ではでは、「おむすび」を早速いただくことに。せっかく吉祥寺に来たので、休日の醍醐味だなと、いざ井の頭公園へ。ある意味「地産地消だなって違うか…」と心で呟きながらパクっといきます。自然の中で『おむすび』を人目を遠慮なく頬張るなんてちょっと贅沢。

味わいは、お米の粒がピンとしっかりと形があり、食感はもっちりとしているのに歯切れよく、お米の香りと甘味が上品に感じます。塩味も程よく、作り手のお米に対する想いや優しさが伝わります。でも一番感じることは、「お米を食べている!」という感覚。当たり前ですが、そう体が素直に喜びを感じ、やはり僕は日本人なんだと再認識しました。妻も子供も高評価だったのは、僕の作った料理ではないのですが、うれしいことです。
皆さんもそんな休日、いかがですか!?
休日食散歩人

松井 政貴
某飲食チェーンの会社で商品開発もやっています。約25年、長くこの業界にいますが、美味しい食材や料理と出会ったときの感動は、いつの時代も世代も一緒!食べ物って凄いですよね。そんな素敵なコト、皆さんと共感でき、どんどん仲間が増えたら!と思いを込めて。皆様、どうかよろしくお願いします