Vol002.横浜・日ノ出町

京浜急行電鉄の日ノ出町駅徒歩2分程、1948年(昭和23年)「市民酒場」として創業した昭和の大衆酒場「栄屋酒場」。「とても良い酒場ですよ~」と呑み仲間から薦められ何度か訪ねるものの、いつも満員で入れなかった昭和が香る酒場です。

この日は口開けを狙って準備万端、突撃と相成りました。現在「市民酒場」と言えば「みのかん(惜しまれながらも閉店)」「常磐木」「諸星」が代表格としてあげられますが、その誕生の詳細は、横浜市中区区制50周年を記念して企画された「横浜中区史」市民編に詳しく記されています。一部抜粋してお伝えすると、「戦火激しい昭和19年、前線では多くの戦死者が出る中、銃後にはその詳報は知らされず、横浜の酒好きは1合の酒を飲むために酒場で行列をして順番を待っていたそう。こんな時代に大衆酒場を整理統合してゆこうと『市民酒場』の構想がたてられたとのこと。横浜市内にある700店の3店を1組として共同経営で一つの酒場とし、同年10月4日から一斉に営業を開始した」とあります。と言うことは市民酒場は700店も存在していたということでしょうか?

絶妙なタイミング

さて、「口開けに入店だ!」と、張り切り過ぎての開店30分前到着。相変わらずの渋い外観にうっとりと熱い眼差しを向け、暫く辺りをぶらぶらと散策。改めてお邪魔をすると、ご主人がちょうど暖簾を出そうとしている絶好のタイミング!

念願の口開けで入店!

ハム「ひとりなんですが・・・?」

主人「あっ~ 今日は予約でいっぱいだけど、小一時間で良ければ、狭いけど」

ハム「だ、だ、大丈夫です!軽くで帰りますから」

主人「そう、じゃぁ一番奥の左側のテーブルで」と有難くも入店~!

この雰囲気!たまりません!

こちらは予約も出来るみたいですね。外観同様に、年季の入った店内は昭和酒場好きにはヨダレダラダラものの素晴らしさ。「はー、ほー、へー」しか言葉が出て来ません(笑)

「2級酒」を燗でお願いし、ちびちびヤリながら手書きで細かく書かれた黒板メニューと睨めっこ。

「えーと、今日はこれは有り、これは無しと・・・」と、ご主人が消したり書いたり「あー、そうだ、シラウオはあったな?」と聞いたその瞬間に「そのシ、シラウオとカキスお願いします!」とこれでオーダーは決まりです(^^)

供されたシラウオは綺麗に透き通理、東京では中々お目に掛かれない逸品。口の中でほんのりと甘さが広がったところに、これまた少し甘めの2級酒の燗酒を流し込めば思わず顔がニンマリです(^^)

 大好きなカキスは、大きな牡蠣が6,7個と量もたっぷり! 旨味もたっぷり! 燗酒をおかわりしながら堪能させて頂きました。

他のお客さん達の楽しそうな話し声はとても心地の良いBGMです。これも良い「アテ」となり、のんびりまったり良い気持ち。ひとり呑みならではの充実した時間を過ごすことが出来ました。こんな酒場が近所に有ったら連日連投間違い無しですね!

ご馳走さまでした。

今宵のお店

栄屋酒場

神奈川県横浜市中区長者町9-175


ハムカツ図鑑FileNo.02「(株)かのや商店」

関内駅近く、元は酒屋の立呑み酒場は良い雰囲気!揚げたてサックサクの厚切りハムカツ、付け添えのキャベツにはさっぱりとしたドレッシング、気遣いを感じます。ご主人もめちゃ良い感じ、ここ良いわ(^^) ハムカツLove❤️

【ハムカツ図鑑FileNo.02】

お店(株)かのや商店

形状: 丸型を揚げ後、4等分
厚さ(推定): 12.0㎜
衣: 中細
価格: 250円

ハムカツ堂 店主 profile

ハムカツ家の長男ハムカツ太郎。昭和の匂い愛好家であり、BUKATSUDO「みなとみらい昭和文化研究部」部長。2017/5/7「ワケありレッドゾーン」2018/7/17「マツコの知らない世界」に出演。とにかく『ハムカツLove❤️』なオトコでございます!

元祖!ハムカツドウはこちら
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ハムカツ太郎のハムカツドウ