ヨロ研通信vol.10

埼玉県さいたま市で、日本では普及していないヨーロッパ野菜や珍しい野菜をレストラン向けに栽培している「さいたまヨーロッパ野菜研究会(ヨロ研)」。ちょっと見慣れない野菜と、栽培している若い農家さんたちを紹介します!

今週のお野菜フルーツみたいなミニパプリカ「ぷちピー」

長かった梅雨が明け、本格的に夏野菜の季節がやってきました。今回のお野菜は夏空に映える鮮やかな「ぷちピー」です。

マンゴーオレンジが一番美味しい、と思う

ぷちピーは、ピーマンと同じくらいのミニサイズのパプリカです。色は黄色・赤・マンゴーオレンジの3色があって、それぞれ味が微妙に違います。甘みがとても強くジューシー。さらにタネがほとんどないので、生のまま丸かじりしても美味しいんです。

断面
タネがほとんどありません

使い方は生でサラダやバーニャカウダが定番ですが、オーブンで焼いたり素揚げにしてから、ムースやマリネもおすすめです。この時期、ガスパチョの彩りにも良いですね。

「師」、美和さんのぷちピー畑
男子禁制だそうです

ぷちピーは3色ありますが、1本に3色の実がなるわけではなく、それぞれ別の株に各色の実がなります。それぞれの色が同じ時期に同じ量だけ収穫できるとは限らないのが、カラフル野菜の栽培で難しいところです。

今シーズン、ヨロ研でぷちピーを主に栽培しているのは、木村さんの奥様・美和さん(師)と、ヨロ研最年少メンバーの飯田さん(弟)の師弟コンビ。飯田さんは木村家で野菜作りの修業を積んだので、美和さんを姉のように慕っています。

飯田さんはニッカポッカと5本指ソックスにビーチサンダル、といった姿で出荷場に現れるので、ヨロ研メンバー達からは「若いのにファッションセンスが絶望的」と言われています。しかし、なぜか空の写真を撮るセンスは抜群なんです。というわけで今回は飯田さんが撮った埼玉の夏空でごきげんよう。

地元・岩槻の田んぼから

Navigator

さいたまヨーロッパ野菜研究会 事務局 福田裕子

あちこちで野菜と農業の話をしているので「本当は何者なんですか?」とよく聞かれますが、本業は中小企業診断士です。