ヨロ研通信vol.11

埼玉県さいたま市で、日本では普及していないヨーロッパ野菜や珍しい野菜をレストラン向けに栽培している「さいたまヨーロッパ野菜研究会(ヨロ研)」。ちょっと見慣れない野菜と、栽培している若い農家さんたちを紹介します!

今週のお野菜  大きな星型オクラ「ダビデ」

一年で一番暑い時期を迎えている埼玉。そんな中でも元気な野菜がオクラです。もともとはアフリカが原産で、現在でも東南アジア・アメリカ南部・ブラジルなど気温の高い国でよく食べられています。ヨロ研ではいろんな種類のオクラを栽培しています。なかでもインパクト抜群の品種が「ダビデ」です。

手のひらからはみ出るくらいのサイズです

ダビデの特徴は、普通のオクラの数倍はあろうかという大きな断面。

英語でスター・オブ・デイビッド、ダビデの星と呼ばれる三角形を互い違いに重ね合わせた「六芒星」に似ていることから名づけられた品種名です。

大きくてもやわらかく、味も普通のオクラより濃くて美味しいと言われます。

ダビデの肉巻き
薄切り肉を巻き付けて焼くだけ

下ごしらえは、普通のオクラよりやや長めに茹でるだけ。表面のうぶ毛がやや硬いので、茹でる前に塩をまぶして板ずりするのがコツです。

ダビデをはじめとするオクラは、黄色の美しい花が咲きます。花が咲いて1週間ほどで実が食べごろサイズになります。収穫期はほんの1日か2日。それを過ぎると硬くて食べられなくなってしまうので、朝夕の2回に分けて収穫することも。

上向きに実がつきます

ヨロ研で主にダビデを栽培しているのは、森田さんと小澤さん。ダビデは実をつけながらどんどん草丈が伸びていって、秋には3ⅿを超えます。こうなると、身長が180㎝以上ある森田さんでもさすがに手が届かないので、茎をぐいっとしならせて収穫します。折れないのかな?と心配になりますが、意外と丈夫なんですよ。

ダビデの「森」
これからどんどん伸びていきます

さいたまヨーロッパ野菜研究会 事務局 福田裕子

あちこちで野菜と農業の話をしているので「本当は何者なんですか?」とよく聞かれますが、本業は中小企業診断士です。