ヨロ研通信vol.14

埼玉県さいたま市で、日本では普及していないヨーロッパ野菜や珍しい野菜をレストラン向けに栽培している「さいたまヨーロッパ野菜研究会(ヨロ研)」。ちょっと見慣れない野菜と、栽培している若い農家さんたちを紹介します!

今週のお野菜  「ヴィオレッタ・ルンガ」

ヨロ研では色や形がユニークなイタリアナスを何種類も栽培しています。その中で、イタリアンのシェフ達から「いちばんイタリアっぽい味のナス」と評価されているのは、実は見た目は日本のナスと変わらない「ヴィオレッタ・ルンガ」なんです。

日本のナスと違うのは、へたが緑色なところ

ヴィオレッタはイタリア語で紫、ルンガは長い。つまり「紫の長いナス」

確かに食べ比べてみると、じっくり焼いたり揚げたときに一番濃厚な味わいになるのがルンガです。甘みとともに、ナッツのような香ばしい風味が出てくるのもルンガの特徴。

朝霞のイタリアン、ラグーナ・ロトンダの新妻シェフに、ルンガの魅力を語ってもらいました。

「ルンガはイタリアそのもの、といえるナスですね。果肉の水分量が少なく、繊維が強く食べ応えがあるので、ナスが主役の料理にうってつけです。

食感の良さを引き出すため、縦長にカットします。イタリア流のあく抜きは、塩をふって3~5分経ったらキッチンペーパーで拭くだけ。これで味が馴染みやすくなるんです。

 ゆっくりグリルして、オリーブオイルとアンチョビを載せるだけでもごちそうです。揚げる場合は、ビネガーとオリーブオイルで甘酸っぱいマリネにすると最高ですよ」

鬼のようになってます

ルンガを栽培しているのは、おもに飯田さんと小澤さん。飯田さんからは「いま、鬼のようにルンガがなってますよ!」と連絡が来たので、写真を送ってもらいました。うん、確かに鬼のようだね。ご注文お待ちしております。

秀樹、ドヤ顔で失礼します

さいたまヨーロッパ野菜研究会 事務局 福田裕子

あちこちで野菜と農業の話をしているので「本当は何者なんですか?」とよく聞かれますが、本業は中小企業診断士です。