ヨロ研通信vol.15

埼玉県さいたま市で、日本では普及していないヨーロッパ野菜や珍しい野菜をレストラン向けに栽培している「さいたまヨーロッパ野菜研究会(ヨロ研)」。ちょっと見慣れない野菜と、栽培している若い農家さんたちを紹介します!

今週のお野菜 「オクラいろいろ」

野菜には「走り」「旬」「名残」があります。真夏が旬のオクラは名残の時期となりました。 先日は「ダビデ」をご紹介しましたが、他にもいろいろなオクラをご紹介しましょう。

左から、白オクラ、丸オクラ、普通のオクラ、赤オクラ

〇ねばりが強い!「白オクラ」

パステルグリーンの綺麗なオクラです。ねばりの成分である水溶性ペクチンが豊富なので、もちもちした食感が楽しめます。

〇別名はレディフィンガー「丸オクラ」

貴婦人の指に例えられる、断面が丸型の細長いオクラ。沖縄でよく作られているので「島オクラ」とも呼ばれます。大きくなってもやわらかいのが特徴です。

〇パリッとした歯触り「赤オクラ」

赤紫色のオクラ。加熱すると緑色になってしまうので、塩ずりして細かな毛をこすり、生で食べます。パリッとした歯触りが特徴です。

赤オクラは茎もちょっと赤っぽい

〇花びらもオクラ味!「花オクラ」

大きな花びらの「花オクラ」

若谷さんが試作している、花びらを食べるタイプのオクラです。生、またはさっと茹でて使います。花びらも茹でるとねばりがあり、味もオクラです。

一般的にオクラは小さいものほどやわらかいです。緑のオクラはさやの長さが10センチを超えると硬くなってきます。

時期によって野菜の美味しい調理法もかわってきます。名残のオクラは繊維がややかたくなってきますので、ゆで時間を少し長くして、繊維を断ち切る切り方がおすすめです。

花とおじさん

ヨロ研でオクラを主に育てているのは、若谷さんと神田さん。若谷さんからのご注意です。「たまに直売所で『オクラでかぶれた!』というクレームが来ます。新鮮なオクラには細かな毛が付いていてかぶれることがあるので、塩でもんで、洗って毛を落としてから調理してくださいね」

さいたまヨーロッパ野菜研究会 事務局 福田裕子

あちこちで野菜と農業の話をしているので「本当は何者なんですか?」とよく聞かれますが、本業は中小企業診断士です。