ヨロ研通信vol.02

埼玉県さいたま市で、日本では普及しないヨーロッパ野菜や珍しい野菜をレストラン向けに栽培している「さいたまヨーロッパ野菜研究会(ヨロ研)」。ちょっと見慣れない野菜と、栽培している若い農家さんたちを紹介します!

今週のお野菜「トロペア」

トロペア
短い長ネギにも見えますが玉ねぎの一種

短い長ネギにも見えますが玉ねぎの一種、正式な名前は「チポッラ・ロッサ・ディ・トロペア」イタリア語で「トロペアの赤玉ねぎ」という意味です。
トロペアとはイタリアの長靴でいうとつま先部分、カラブリア州にある赤タマネギの名産地の名前。イタリアでは古代ローマ時代から玉ねぎが食べられていて、トロペアの玉ねぎ栽培も2000年以上の歴史があるそうです。

赤紫色がトロペアの特徴

トロペアは生食もできますが、じっくり加熱する調理法がおすすめ。丸ごとオーブンでじっくり焼いて、皮をはがしてオリーブオイルと塩でシンプルに食べると、甘さと旨味がひきたちます。新鮮なものは緑の葉の部分も食べられます。

トロペア独特の食べ方としてジャムがあります。薄くスライスして砂糖をまぶし、水気が出たらバルサミコ酢と一緒に煮詰めます。仕上げに黒コショウをひとふり。甘酸っぱくスパイシーで、チーズや豚肉、鶏肉のグリルに添えるととても美味しいです。

生産者の高橋さん
トロペアは露地で作ります

トロペアを作っているのは高橋さん。本場では砂地で栽培しているそうで、荒川沿いの川砂が堆積した土地でトロペアを栽培しています。もともとは長ネギを栽培していた場所だからよく育つみたいです。

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さいたまヨーロッパ野菜研究会 事務局 福田裕子

あちこちで野菜と農業の話をしているので「本当は何者なんですか?」とよく聞かれますが、本業は中小企業診断士です。