ヨロ研通信vol.22

埼玉県さいたま市で、日本では普及していないヨーロッパ野菜や珍しい野菜をレストラン向けに栽培している「さいたまヨーロッパ野菜研究会(ヨロ研)」。ちょっと見慣れない野菜と、栽培している若い農家さんたちを紹介します!

今週のお野菜
色が違えば味も違う「カラフルニンジン」

台風と雨の多い秋になりました。特に葉物野菜にはかなりの影響が出ていますが、土の下にある根菜たちは順調に育っています。秋冬の根菜のトップバッター、カラフルニンジンの出荷が始まりました。

紫は、内側がオレンジ色です

カラフルニンジンを栽培しているのは、メンバーから「かねよし」と呼ばれている金子さん。

この秋は根菜に力をいれていて、カラフルニンジンの他にも赤かぶ、金かぶ、カラフル大根などを栽培しています。

かねよし君。持っているのはトランペッタ・ズッキーニ

人参の育て方で難しいのは発芽。真夏にタネをまくのですが、乾燥すると芽が出ないし、大雨が降るとタネが流れてしまいます。種まきをしたあと、上にもみ殻などをまいて「保湿&雨よけ」をしてあげます。

収穫風景。金子さんの畑で

現在、金子さんが作っているのは「オレンジ」「黄色」「紫」「赤」の4色。

「紫」「赤」は甘みが強く、「オレンジ」はくせがなく食べやすい、「黄色」は人参の香りが強い、といった特徴があり、食べ比べてみると楽しいですよ。

色や味も個性的なら、育ち方も個性豊か。細長く育つ品種もあれば、太く短い品種もあるので、サイズを合わせるのがけっこう大変。さらに、早く大きくなる品種、ゆっくり育つ品種があるので、収穫時期に合わせて3色以上の組み合わせになるように出荷しています。

細いのも太いのも。個性豊かです

カラフルニンジンのおすすめの食べ方は「生」と「グリル」

普通の5寸ニンジンに比べて土臭さが少ないので、生でスティックサラダに。さらに、オリーブオイルをたっぷりかけてオーブンで蒸し焼きにすると、甘みが引き出されてホクホクしてとても美味しいです。

さいたまヨーロッパ野菜研究会 事務局 福田裕子

あちこちで野菜と農業の話をしているので「本当は何者なんですか?」とよく聞かれますが、本業は中小企業診断士です。