ヨロ研通信vol.23

埼玉県さいたま市で、日本では普及していないヨーロッパ野菜や珍しい野菜をレストラン向けに栽培している「さいたまヨーロッパ野菜研究会(ヨロ研)」。ちょっと見慣れない野菜と、栽培している若い農家さんたちを紹介します!

今週のお野菜
畑のウェディングブーケ「カリフローレ」

ヨロ研でいちばん人気のある野菜、カリフローレの最盛期がやってきました。

カリフローレは埼玉生まれのイタリア野菜。元々イタリアを中心に食べられていたカリフラワーを、ヨロ研の地元・さいたま市にある種苗会社「トキタ種苗」が品種改良したものです。

茎の長さが特徴。スティックカリフラワーとも呼ばれます

カリフローレは、蕾の部分はもちろん、すっと伸びた茎の美味しさが人気です。さっと茹でるとサクサクしてアスパラガスのような美味しさに、長めに茹でるとホクホクして旨味が引き立ちます。

くせのない味わいで和洋中どんな味付けにも合います。最近ではかなり人気が出てきて、スーパーで見かける機会も増えてきました。さいたま市では毎年11月の全校一斉給食で、10万人の小中学生がカリフローレのサラダを食べるんですよ。

茎の部分を長く美しいグリーンに仕上げるのが難しいそうです

ヨロ研の「ミスター・カリフローレ」と言えば木村さん。元々切り花農家でしたが、カリフローレの美味しさと、「花」としての美しさに魅かれて栽培をはじめました。お取引先のバイヤーからは「いろんな産地のカリフローレを見てきたけれど、木村さんのカリフローレはダントツに美しいし、美味しい」と言われます。

花も大きいですが葉も大きい!

美味しいカリフローレの見分け方は、茎が長くライムグリーンに色づいていることと、蕾がしまって綺麗な白であること。花が咲いてボソボソしているものや黒ずんでいるものは鮮度が落ちています。

最後にとっておきの写真を。ヨロ研メンバー・関根なめちゃんの結婚式で、なめちゃんが栽培したカリフローレをウェディングブーケに仕立て、奥様の留美さんに手渡したのです。

最高かよ。

野菜の縁で結ばれた二人

さいたまヨーロッパ野菜研究会 事務局 福田裕子

あちこちで野菜と農業の話をしているので「本当は何者なんですか?」とよく聞かれますが、本業は中小企業診断士です。